トレードにおけるAMDモデルとは?【FXデイトレード】
10秒で読めるこのページのまとめ
- AMD理論は機関投資家の行動パターンを以下の3つに言語化している
- AMDのA:機関投資家(スマートマネー)は安値で静かに買い集め
- AMDのM:価格を操作して個人投資家を混乱させ
- AMDのD:高値で売り抜ける
1. 【結論】セッションのつながりを言語化したもの
AMDモデルは、ICT(Inner Circle Trader)やSmart Money Concept(SMC)で広く使われる、機関投資家の行動パターンをシンプルに表したフレームワークです。
機関投資家は大量の資金を動かすため、一度に買ったり売ったりすると価格が大きく動いて不利になります。そこで以下のように段階的に行動します。
- Accumulation(蓄積):
安値圏で静かに大量のポジションを買い集める(または売りを集める)フェーズ。まだ市場参加者が少なく、価格は狭いレンジで推移しやすい。 - Manipulation(操作・誘導):
意図的に価格を動かして個人投資家を騙すフェーズ。ストップロスを刈り取ったり、偽のブレイクアウトを発生させたりして流動性を生み出します。 - Distribution(分配・売り抜け):
高値圏(または安値圏)で積み上げたポジションを徐々にばらまき、利益を確定させるフェーズ。本格的なトレンドが発生しやすいタイミングです。
2. 各セッションとの対応(アジア・ロンドン・ニューヨーク)
このモデルは時間帯ごとの市場参加者の違いと強く結びついています。
- アジアセッション(主に東京時間) → Accumulation
ボラティリティが低く、比較的静かな時間帯。機関がコツコツとポジションを構築しやすい。日本時間で言うと9時~16時ごろにかけてこの動きが見られることが多いです。 - ロンドンセッション → Manipulation
世界最大規模の流動性があり、値動きが活発。偽の動きや急なスイープ(流動性刈り)が頻発しやすい時間帯です。 - ニューヨークセッション → Distribution
特にロンドンとの重なり時間(日本時間23時ごろ〜朝5時ごろ)が最もボラティリティが高く、本格的な方向性が出やすい。米経済指標などが重なると大きな動きになります。
例えばビットコインの場合:
- アジア時間に狭いレンジで推移(Accumulation)
- ロンドン時間に急騰・急落して多くの個人投資家の損切りを誘発(Manipulation)
- ニューヨーク時間に本当の方向へ大きく動く(Distribution)
これを事前に意識することで、「レンジブレイクに見えたけどすぐ戻った…」という状況を「Manipulationの可能性」と判断できるようになります。
関連記事:
東京市場/ロンドン市場/ニューヨーク市場の違いは?
3. 注意点と実践のポイント
- このモデルは100%当たるものではありません。あくまで「機関の典型的な行動パターン」として参考にしてください。
- 特に重要経済指標発表時や突発ニュース時は、AMDの流れが崩れやすいです。
- 初心者の方はまずセッションごとの値動きの傾向を観察することから始めると理解が深まります。
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4. この記事のまとめ
Accumulation → Manipulation → Distributionは、ただの理論ではなく、実際の市場参加者の「資金の動き方」を理解するための強力な視点です。

特にデイトレードやスイングトレードの参加位置を探す人は、時間帯ごとの特性と組み合わせることで、エントリータイミングや損切り判断の精度が上がる可能性が高いです。
まずはチャートを振り返りながら「この動きはどのフェーズか?」と考える習慣をつけてみましょう!
5. AMDモデルはトレンドを把握すると仮説立てやすい
5-1. トレンドを把握できるインジケーターを付ける口座
AMDモデル(Accumulation → Manipulation → Distribution)の考察とトレンドを把握できるインジケーターや描画ツールは相性がいいです。
特にDistribution(分配)の前段階では、上昇相場が終わり今はレンジの期間か、短期の足の底値が切り下がる/高値が切り下がる現象が起きていないかなどを確認するのが有効だと思うのでトレンドを把握できるものは大事です。
以下の表に使えるツールと口座をまとめてみたので参考にしてみてください。
| 主なツール | ![]() JFX | ![]() FXTF | DMMFX | ![]() サクソバンク | ![]() 松井FX |
|---|---|---|---|---|---|
| チャート画面 | 独自チャート TradingView※1 | TradingView※2 | 独自チャート | 独自チャート TradingView※2 | 独自チャート TradingView※1 |
| MA/EMA/SMA (移動平均線) | MA/EMA | MA/EMA/SMA | MA/EMA/SMA | MA/EMA/SMA | MA/EMA |
| MACD | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| RSI | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Bollinger band | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| Fibonacci Retracement | 〇 | 〇 | ー | 〇 | 〇 |
| VolumeProfile | TradingViewのみ | 〇 | ー | 〇 | 〇 |
| VWAP (出来高加重平均価格) | TradingViewのみ | 〇 | ー | 〇 | TradingViewのみ |
| Ichimoku (一目均衡表) | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 水平線 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| トレンドライン | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
| 平行チャネル | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | TradingViewのみ |
| エリオット波動 | TradingViewのみ | 〇 | ー | 〇 | TradingViewのみ |
| 口座開設 | JFX 公式サイト | FXTF 公式サイト | DMMFX 公式サイト | SAXO 公式サイト | 松井証券 公式サイト |
※1:TradingView上で配信レートを見れるが発注は不可能
※2:FXTFアプリ内チャートにはTradingViewが内蔵されており、本アプリ内では連携&発注が可能
関連記事:EMAとは?/AMDモデルとは?/エリオット波動とダウ理論の違い/水平線理論とは?/Tradingviewの有料プラン比較
5-2. 取引できる銘柄と口座対応表
| サービス名 | ![]() JFX | ![]() FXTF | DMMFX DMMCFD | ![]() サクソバンク | ![]() 松井FX |
|---|---|---|---|---|---|
| Bitcoin/JPY Bitcoin/USD | ー | CFD ノックアウト ※1 | ー | ー | ー |
| Ethereum/JPY Ethereum/USD | ー | CFD ノックアウト | ー | ー | ー |
| ゴールド/ドル | ー | CFD ノックアウト | DMMCFD | バニラ ※2 | ー |
| ゴールド/ユーロ | ー | ー | ー | バニラ | ー |
| シルバー/ドル | ー | CFD ノックアウト | DMMCFD | バニラ | ー |
| 原油 | ー | CFD ノックアウト | DMMCFD | CFD | ー |
| 天然ガス | ー | CFD ノックアウト | DMMCFD | CFD | ー |
| USDJPY | FX | FX 自動売買 ノックアウト | DMMFX | FX | FX 自動売買 |
| EURUSD | FX | FX 自動売買 ノックアウト | DMMFX | FX | FX |
| EURJPY | FX | FX 自動売買 ノックアウト | DMMFX | FX | FX |
| GBPJPY | FX | FX 自動売買 ノックアウト | DMMFX | FX | FX |
| AUDJPY | FX | FX 自動売買 ノックアウト | DMMFX | FX | FX |
| 日経225 | ー | ー | DMMCFD | ー | 先物 ※3 |
| NYダウ30 | ー | ー | DMMCFD | CFD | 先物 |
| NYナスダック100 | ー | ー | DMMCFD | ー | 先物 |
| 米国S&P500 | ー | ー | DMMCFD | ー | ー |
| 口座開設 | JFX 公式サイト | FXTF 公式サイト | ・DMMFX 公式サイト ・DMMCFD | SAXO 公式サイト | 松井証券 公式サイト |
※1:ノックアウトオプションは、満期まで有効だが指定価格に到達すると自動決済
※2:バニラオプションとは、満期まで有効
※3:日経225先物、NYダウ先物は2限月が取り扱い
関連記事:tradingviewで検索できるように銘柄コード/シンボルをまとめてみました/初心者でも覚えられるデイトレ用語集

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