ダウ理論とエリオット波動の違いは?【CFDデイトレ】
10秒で読めるこのページのまとめ
ダウ理論はおおざっぱにトレンドを確認、エリオット波動理論は値動きを波に分解して具体的にトレンドを確認するもの
株やFXのチャート分析でよく出てくる「ダウ理論」と「エリオット波動理論」。
どちらも「相場の動きには一定の法則がある」とするテクニカル分析の基礎理論です。
初心者でも理解しやすいよう、浅い説明から徐々に深い内容へ進め、各セクションは結論から先に書いています。
最後に全体のまとめを置きます。
【結論】ダウ理論とエリオット波動理論の違い

ダウ理論は「大きなトレンドの方向性」を捉えるマクロ視点、エリオット波動は「具体的な波の構造とターゲット」を捉えるミクロ視点です
性質が異なるので両方を組み合わせて分析の精度を上げようとする人もいます。
「ダウ理論だけでは粗い」「エリオットだけでは主観的になりやすい」という弱点を補うため、以下のような考察の方法が考えられます。
- ダウ理論で「今は上昇主要トレンドか?」を確認
- エリオット波動で「現在は第何波か?次のターゲットはどこか?」を特定
- マルチタイムフレームで上位足の方向と下位足のエントリーポイントを合わせる

ここから先は、個別に詳しく見ていきましょう!
ダウ理論とは?

結論から言うと、ダウ理論は「相場には上昇・下降・横ばいのトレンドがあり、その方向に乗ることで取引しやすくなる」という考え方の土台です。
チャールズ・ダウ(1851-1902)が19世紀後半に提唱した理論で、株価平均(ダウ・ジョーンズ工業株平均など)を使って市場全体の方向性を捉えようとしたものです。
浅いレベルでは「株価はジグザグしながらも大きな流れ(トレンド)を持っている」と覚えておけば十分。
上昇トレンドなら「押し目買い」、下降トレンドなら「戻り売り」を基本スタンスにできます。
X上でも「ダウ理論とフィボナッチだけでいい」「綺麗な相場だけトレードする」とシンプルに活用している投稿が目立ちます。基本を軽視せず、まずはこれを頭に入れると良いでしょう。
ダウ理論のルール

この6原則を理解することで「トレンドの継続・終了の見極め」が格段にしやすくなり、初心者でも体系的なトレード判断を養えます
ダウ理論の核心は以下の6原則です:
- 平均はすべての事象を織り込む
価格(為替レートや株価)は、経済指標・ニュース・心理などすべての情報をすでに反映している。 - トレンドは3種類ある
- 主要トレンド(数ヶ月〜数年):一番重要
- 二次トレンド(数週間〜数ヶ月):主要トレンドの調整
- 小トレンド(数日〜数週間):ノイズになりやすい
- 主要トレンドは3段階ある
- 蓄積期(賢い投資家が買い集める)
- 参加期(大衆が参加して大きく動く)
- 分配期(賢い投資家が利益確定で売る)
- 平均は相互に確認されなければならない
(例:工業株平均と輸送株平均が同じ方向を向いていないとトレンドとして信頼しにくい) - 出来高はトレンドを確認する
上昇トレンドでは出来高が増え、下降では減る傾向。 - トレンドは明確な反転シグナルが出るまで継続する
トレンドラインの明確なブレイクや、平均同士の不一致などがサイン。
これらを守ることで「雰囲気トレード」から脱却できます。Xでも「波形認識ができていないとダウ理論も意味がない」という投稿があり、ダウ理論の前に「波の形」を正しく見る重要性が指摘されています。
エリオット波動理論とは?

エリオット波動理論は「相場の動きは人間の群集心理によって、5つの推進波と3つの修正波の繰り返しパターンになる」という予測理論です。
1930年代にラルフ・ネルソン・エリオットが株式市場を研究して発見しました。
浅い理解では「チャートに『波』のパターンが見えるから、次の動きをある程度予測できる」と覚えましょう。
上昇相場なら「上げ→下げ→上げ→下げ→上げ(5波)」が推進で、その後「下げ→上げ→下げ(3波)」の調整が入るイメージです。
X上では「エリオット波動で現在位置を見る」「3波で利確スタイル」という実践投稿が多く、短期〜中期トレードで活用されています。一方で「読んでも全然わからない」という初心者投稿も見られ、主観が入りやすい点も現実です。
エリオット波動のルール

推進波の3つのルールとフィボナッチ比率を組み合わせることで、具体的な目標価格やリスク管理の役に立ちます
エリオット波動の基本は推進5波+修正3波の1サイクルです。これがフラクタル(入れ子構造)になっていて、大きな波の中に小さな波が繰り返されます。
推進波のルール:
- 波2は波1の始点を下回らない(100%超の調整はNG)
- 波3は波1・3・5の中で最も短くならない
- 波4は波1の価格帯に入らない(オーバーラップ禁止)
よく使われるフィボナッチ比率(目安):
- 波2:波1の50〜61.8%戻し
- 波3:波1の161.8%エクステンション(最も勢いがある)
- 波4:波3の23.6〜38.2%戻し
- 波5:波1と同じ長さ or 波1〜3の61.8%など
修正波には「ジグザグ」「フラット」「トライアングル」などのバリエーションがあり、複雑です。
「ダウ理論+エリオット+異なる時間軸」で環境認識を固めている人も多く、単独ではなく組み合わせが推奨されています。
初心者が気をつけるべきポイントと実践のコツ

どちらの理論も「万能ではなく、主観が入りやすい」ので、まずは最小ロットでのトレードや過去チャート検証を繰り返し、自分のルール化を進めることが最も重要
初心者におすすめの学習ステップ:
- ダウ理論の6原則を暗記レベルで理解
- エリオット波動の推進5波の形と3ルールを覚える
- 実際のチャートで「これはダウのどの段階?エリオットの何波?」とラベリング練習
- 小さな資金orデモで実践検証
まとめ

ダウ理論は「トレンドの方向と継続」をシンプルに教えてくれ、エリオット波動理論は「波の構造と具体的な予測」を深く教えてくれます。
両方とも100年以上前からある古典理論ですが、今でも多くのトレーダーが基盤として活用しています。
X上の実践者も「基本を疎かにせず、組み合わせる」ことを繰り返し強調しています。
まずは浅い理解から始め、徐々に原則やルールを深掘りしながら、自分なりの「相場観」を育ててください。
これらの理論を土台に、他のテクニカルやファンダメンタルズを加えていくと、トレードの再現性が高まります。
初心者の方は焦らず、1つずつ検証しながら学んでいきましょう。
この記事があなたの相場学習の第一歩になれば幸いです!

