ビットコインCFDや為替FX取引で損切りをする時の注意点。許容できるリスクは?

BTC犬

皆様ごきげんようワン!

今回は損切りについて解説していくらしいワン。損切りしないと餌代資金も底をつくワン。。。

「損切り」とは文字通り損を切る、すなわち含み損のポジションを決済して損失を確定させることです。冷静な判断(自分のルールに基づく判断)ができないと損失が拡大したり、最悪の場合強制ロスカットや追加必要証拠金を提示されます。

▼なぜ損切りが重要なのか

実際に具体例を出して説明します。

<例1>

coinglassより引用、BTC/USDTチャート

この時のビットコインは31000$付近から一見すると日足の下降トレンドを形成しています。あなたはさらなる下落を見込んで、白丸でショートポジションを取ったとします。その後を見てみましょう。

coinglassより引用

なんと安値の24800$から約7000$暴騰しました。仮に25200$(円換算は各自でお願いします)でビットコイン1Lotのショートポジションを建てていたとして、損切りせずそのまま持っていたら約7000$≒約100万円の損失となります。

ですが、25200$から下落して戻ってくることを想定し損切りラインを建値にしていれば約400$≒約5万円の損失で済むわけです。

<例2>

trading viewより引用 BTC/USDT

あなたは相場の過熱感を感じそろそろショートを打ちたいと考えます。短期でダブルトップで抜けなかったので白丸付近31000$で1Lotのショート注文と自分で引いた300$ほど上の抵抗線に損切り注文を入れました。

tradingviewより引用

その後建値は31000$で、損切りラインは300$上なので損切り注文が発動し300$≒約4万円の損が出てしまいましたが、抵抗帯圏内で止まったので再度31600$付近で1Lot分のショートを注文しました。

その後24800$まで下落したので4万円は余裕で回収出来ました。

例1、2は共に損失を最小限に抑えるという損切りの目的を果たしてますし、例2に関しては31700$より上に行って更なる損失をしてしまう可能性の対策と、ポジションを入り直したことで建値が良くなり、余裕を持って損失分を回収出来ました。

これが損切りのメリットです。

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▼損切りの判断、またその理由となる材料

相場が自分の思う方向とは違う方へ行ったら考えを改めて損切りし、切り替えることが重要だと思います。

•テクニカル分析

•上昇を狙ったロング(買建)ポジションであれば、支持帯(サポートライン)の少し下

•下落を狙ったショート(売建)ポジションであれば、抵抗帯(レジスタンスライン)の少し上

•ロングをしている時のFundingRateの高水準推移

•1時間足以上のロウソク足のRSIが70以上で推移

•トレーダー独自のルール

•証拠金に対して〜%の損失が出た時

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▼より質のいい損切りをするために出来ること

「背」を見つけられるようなチャートの見方をすることが重要だと感じてます。〜を割って/抜けてローソク足の実体が確定したら下目線/上目線というように相場の転換点でなるべくポジションを取ろうとする努力が大事だと思います。

テクニカル分析的には月足、週足、日足の抵抗帯、支持帯転換ラインを事前に知っておいたり、仮想通貨であればデータを活用してFunding RateOpen Interestがどうなってきたら警戒するなど大衆の目線が変わりそうな点を探して重点的に勉強します。

転換ラインとは、下のように上下両方向からローソク足の髭で抜けれても実体で抜けれない場所のことです。

tradingviewより引用

当サイトでは市場データを扱うサイトやテクニカル分析の種類をまとめて記事にしています。ぜひ合わせてお読みください。

損切りは恥ずかしいことではなく寧ろ、投資の損小利大の考えに沿うことなので投資の質を高めますし、自分の実体験と合わせても損切りをしたことで助かったシーンは沢山ありました。

くれぐれも含み損でナンピンは辞めましょう。

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▼CFDでの損切り注文方法

•指値決済注文

ショート(売り)であれば上のイメージのように、逆指値注文を建値より上(市場価格よりも上)に置いておきその価格に来たら決済されます。以下のような注文方式があります。

•IFD(If done):新規ポジション追加の注文と決済注文を同時に行う

•OCO(One cancel the order):ロングポジションの指値とショートポジションの指値を同時に行うことができ、片方が約定するともう片方は自動的に取り下げられます

•IFO(If done, one cancel the order):IFDとOCO注文を組み合わせたもの

•Trail(トレール)注文も必要あれば使う

以下のビットコインドル建のチャートを例に話していきます。4万ドル前半から買い(ロング)ポジションをあなたは持っています。

Bあたりまでの値幅がある調整下落がきたら利確したいと思うが今はまだどうなるかわからないし、上昇が続くのであれば利食いをせずにポジションを持っていたい。と考えます。

こういう時に便利なのがトレール注文で、市場価格からどれくらい離れたら決済されるかを設定できます。決済される価格は市場価格によるので、随時更新され自分で指値を変える必要がなくなります。

▼損切りする時の注意点

•スリッページが起きることがある

ショート(売り)ポジションを持っていたとします。下の白丸付近に損切り指値注文をしていたのにも関わらず、スリッページを起こし上の白丸付近で決済されることがあります。

•損切り直後は注意力が欠けやすい

損をすぐ取り返そうとして根拠のない、トレンドを無視したトレードをしてしまいがちです。資金を失い下のような廃人にならないよう一度立ち止まって、次の機会を伺いましょう。

▼おすすめCFD取扱証券会社3選

①GMOコインの暗号資産CFD

[関連ページ]GMOコイン紹介記事

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②DMMFXの外国為替FX

[関連ページ]DMMFX紹介記事

DMM FX

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1万通貨で最低証拠金が若干高いのはデメリットだが、[PR]DMM FXはかなりおすすめできる業者さんです。

③楽天証券のCFD

[関連ページ]楽天CFD紹介記事楽天カード×楽天証券

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BTC犬

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