ビットコインCFDのデメリットは?借金の可能性もある?!
レバレッジ取引のメリットってなんなんだろうって疑問に思っている人やFXのリスクについて知りたい初心者向けの記事だワンね
▼レバレッジ(leverage)とは?
FXやCFD(デリバティブ)取引においてレバレッジは
“原資で注文可能なサイズ以上の注文を可能にするもの”を意味します。先物やCFDにおいて、注文する際には証拠金が必要です。レバレッジが2倍になれば必要証拠金は二分の一に、100倍になれば100分の1になります。
•レバレッジが変わるとBTC/JPYの証拠金はどのように変わるのか
以下の表ではレバレッジをかけなかった時レバレッジ1倍と表現します。もちろん、1倍は厳密には違うが必要資金という点において現物取引と同じです。
ビットコイン市場価格1枚500万円を仮定します。
見切れる場合はスクロールできます→
倍率/Lot数 | 1BTC | 0.5BTC | 0.1BTC | 5BTC | 10BTC |
1倍 | 500万円 | 250万円 | 50万円 | 2500万円 | 5000万円 |
2倍 | 250万円 | 125万円 | 25万円 | 1250万円 | 2500万円 |
20倍 | 25万円 | 12万5000円 | 2万5000円 | 125万円 | 250万円 |
25倍 | 20万円 | 10万円 | 2万円 | 100万円 | 200万円 |
100倍 | 5万円 | 2万5000円 | 5000円 | 25万円 | 50万円 |
このようにレバレッジをかけると必要な証拠金が少なく済みます。
▼レバレッジ取引のメリット
①少ない資金で多くのポジションを持てる
前述の通り、レバレッジを上げることで必要な証拠金が少なくなり原資以上の取引が可能になります。
②現物のヘッジに使える
現物は市場価格が下がると含み益が減ってしまいます。その分を補うために、ショート(売り)ポジションをもち下落のリスクを減らします。
▼レバレッジ取引はリスクが高くなる
①レバレッジを上げても同Lot数では損益は不変
Leverage | 1BTC | 0.5BTC | 0.1BTC |
1倍 | 10万円 | 5万円 | 1万円 |
2倍 | 10万円 | 5万円 | 1万円 |
20倍 | 10万円 | 5万円 | 1万円 |
②心理的に許容以上のポジションを多くしやすくなってしまう
上の表からわかる通り、レバレッジを上げると本来原資の中で待てるMAXのポジション数よりも、多くのポジションを持てるようになります。
「ここでポジションを追加すれば爆益に。。」
「一発逆転だ!」
こういう思いが損失の主な原因だと思われます。損失可能な値幅など、客観的に見て取れるリスクを上回ってしまい結果的に爆損してしまうケースが多いです。現に私もFX始めたての頃、1ヶ月で100倍に増やした資金を僅か数分で全て溶かしたことがあります。冷静に取り組むことが大切です。ちなみに発狂してました笑
③追証が発生する
FXやCFDをすると最悪の場合借金をしてしまうと言われる根本はここにあります。
取引所の方から、現在の証拠金では取引を続けることが困難になってきたので、追加の証拠金を入金し、証拠金維持率を高めることを催促されます。催促をされても入金ができない場合、証券口座が凍結され資産の差押えなどがされる場合もあります。信用機関にも情報が回るので避けたい事態です。
④アルトコインのレバレッジ取引はより難しい
ビットコインやイーサリアムよりも何位も時価総額の低いアルトコインは流動性が少なくなりボラリティーが高くなります。
流動性が低いマーケットは、予期せぬ値段で約定したりするのでCFDという短期で稼ぐ形態はリスクがかなり高くなります。まずはビットコインやイーサリアムを取引することを強くおすすめします。
▼リスクを軽減するためにできること
•レバレッジ取引全般について冷静な対処をする
①利益が出たら出金する
トレーダーといえども人間ですから、欲が出るとついLot数を上げようとしてしまいます。リスク管理の観点から、出金を繰り返して、利益を積み上げてから資金を雪だるま式で増やす方針をとることをおすすめします!
②レバレッジを上げてもlotは増やしすぎない
③相場を俯瞰して、自分の考えと照らし合わせアウトプットを繰り返す
仮説→検証→振り返りが大事ですよね。
•テクニカル分析をする
水平線、ネックラインなどを引いたりダブルボトムを見つけるまでロングしないなどが考えられます。
①水平線でリスク軽減!
ポジションの背を明確にして、最小限のリスクでエントリーする。
②ネックラインでリスク軽減!
ポジションの背、トレンドを把握して最小限のリスクでエントリーする。
③マーケットは時間帯によって名前が変わる!
上記のリンク箇所をタップすると該当記事へジャンプします。
•ビットコインであればオンチェーンデータをみる
暗号資産に特有のデータツールです。マーケットのトレーダーの動向について詳しく見れるツールがたくさんあるので、これらを見てリスク軽減に繋げます。
リンクをタップすると該当記事へジャンプします。
①CVD
売買量を視覚化するものです。私は取引所別の現物売買差をよく見ています。
②OpenInterest
未決済のポジション量を把握するツールです。
③FundingRate
デリバティブポジションの偏りをみるツールです。
▼ビットコインCFDおすすめの取引所は?
[関連ページ]GMOコイン紹介記事
執筆時でBTC/JPYの流動性日本1位、TradingViewを用いたトレードも可能なGMOコインがおすすめ。
CFDを触らずとも、SolanaやATOMなどの大半のアルトコイン取引手数料がマイナス0.03%とかなり低く、初めての方にもBitflyerやCoincheckしか口座を持っていない方にも[PR]GMOコインはおすすめです。
“ビットコインCFDのデメリットは?借金の可能性もある?!” に対して1件のコメントがあります。