CVD(Cumulative Volume Delta)でビットコイン取引リスク軽減

今回はCoinalyze(https://coinalyze.net/)で見れるCumulative Volume Deltaというものを紹介します。その銘柄が買われているのか売られているのかを視覚的に見るものとなります

▼Cumulative Volume Delta/累積出来高デルタとは

以下、CVDと略します。

このインジケーターは買い注文と売り注文のボリューム差を表します。下記はBinanceのBTC/USDTペア(現物)のCVDですがこのグラフの一点は買いと売りのボリューム差を表しています。

下向きになっているところは売りが多く、上向きになっているところは買いが多く、横ばいになっている時は買いと売りが拮抗している状態を表します。

Delta(Δ)は差分や変化量を意味します

▼どこでCVD(累積出来高デルタ) を見れる?

Coinalyze(コインアライズ)

▼トップページ右上から

▼marketを選択し、どのチャートでも良いのでタップ

▼チャート画面のfxを選択して

▼cvdと検索。「aggregated 」があるものを選択すると測定可能な銘柄の総計CVDが表示され、Binanceだけなどのように個別に表示したい時は「Cumulative volume delta」を選択します。

▼個別の取引所で見たい場合は、CVDを選択し、追加されたチャートをタップすると歯車がありますのでそこをタップ。

▼Another symbol→右の鉛筆マークをタップ

▼CVDを見ることでどのようなメリットがあるか?

デリバティブ取引であれば買い、売りのどちらの方がリスクが高いかが分かります。

Spot CVDがあまり上を向いていない/横ばいなのにも関わらずデリバティブペアのCVDが上を向いている/Funding Rateが増加している時というのは、デリバティブ主導の相場になっていることを示唆します。

デリバティブ主導の相場は、短期ポジションを持っているトレーダーが多いと考えられ一過性になりやすいのでロングは控えるという選択肢を取れます。

また、Spot CVDが上を向いていてFundingRateが低下している時は現物が買われていて、ショートをいれているトレーダーが多いと考えられるのでショートカバーが起こる可能性が高いことを示唆します。

▼ テクニカル分析こんなのがあります

証券会社のトレードアプリでは表示できるインジケーターが少なかったりスマホだと特段操作しづらかったりします。

また、Metartaderではスマホだと日本標準時間に直せないなど不便な点があります。当サイトではパソコンでもスマホでもログインすれば様々なアセット、インジケーターにアクセスできタイムゾーンも変えられるTradingViewを激推ししてます

• 水平線 (Horizontal Line)

英語ではSupportLine(サポートライン)、ResistanceLine(レジスタンスライン)です。売り買いの目安として用いられます

ビットコイン水平線トレード[見つけ方]

▼ 水平線 • どんなのが水平線? 下図からわかるようにローソク足の最安値/最高値付近を結んだ”水平”のラインです。 [TradingViewより引用] ここからの登録限定で15ドル獲…

• トレンドライン( Trend Line)

特徴的な箇所を結ぶ斜めの線

• 指数平滑移動平均線( EMA)

通常の移動平均線よりも価格変動に対して敏感に反応するインジケーターです

ビットコインEMAトレード [指数平滑移動平均線]

▼ 今日からEMAでトレードを始めよう • どんなインジケーター? 移動平均線(Moving Average)の一種で先頭のEはExponentialの頭文字です。SMA(Simple Moving Average)を基 […

• 順位相関係数( RCI)

売り買いシグナルとして使うインジケーター

RCI(順位相関係数)の使い方[テクニカル分析]

▼RCIはどんなインジケーター? その銘柄の一定期間内において売られ過ぎ、買われすぎを把握するインジケーターです。 売られすぎ/買われすぎを把握できるRSIやストキャス…

• 取引市場

時間帯によってマーケットに名前が変わり、アセットによって取引量が多い時間帯も異なります

ニューヨーク市場/ロンドン市場/東京市場。時間帯によって名前が違う?[テクニカル分析]

▼取引市場には時間帯によって名前がある まず、サマータイムとウィンターというものがあります。ヨーロッパなどの夏の日が出ている時間帯が長い地域では 毎年3月の第二日…

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