暗号資産初心者は何から始める?

BTC犬

暗号資産の具体的な始め方がわからなくて不安になってる人や暗号資産のリスクを詳しく知っておきたい初心者の方、初めて数ヶ月経ったけど詳しいところまでおさらいしておきたい方向けの記事だワンね

▼ 暗号資産(仮想通貨)投資の始め方

0. 初心者は何から始めるのか

まずは手数料が良心的かつ会社の規模が大きいところで口座開設をしましょう。その後、他のところでしか日本円で買えない銘柄が欲しくなったりIEOに参加したくなれば別途開設する流れが一番手間取らないです。その後長期投資をするのかデイトレードをするのか生活スタイルと相談して決めます

<例> 私の当時の初心者体験談

私が2021年の4月に暗号資産(仮想通貨)を始めたときは投資自体よくわからないもので初めてだったので、とにかく最低ロットでいいから何回も売買して相場に慣れようという気持ちでビットコインとイーサリアムの現物をチャートと睨めっこしながら買っては売ってを繰り返してました。最中当然損もするし手数料も取られましたが今では良い勉強代になったと確信してます

1. 取引開始まで3ステップ

• まずは手数料が安い暗号資産取引所ランキング上位を選ぶ

国内最安水準の2つと世界取引量首位の暗号資産取引所との比較表を載せておいたので参考にしてみてください。ーがついてるものはマイナス手数料で、約定するたびに手数料をもらえます。

TradeFee 約定手数料GMOCOINBitbankBinancenJPBybitBitgetCoinbase
指値/Makerー0.03〜 ー0.01%ー0.02%0.10%0.1%〜 0.04%0.0%〜 ー0.005%0.4%〜 0.0%
成行/Taker0.09〜 0.05%0.12%0.10%0.1%〜 0.05%0.025〜 0.016%0.6%〜 0.05%

指値(Maker)注文の手数料は流動性を提供する点で手数料が安くなります。世界暗号資産取引高首位のBinanceやBybit、Coinbaseと比べてもGMOコインやBitbankは手数料がかなり低くユーザーに良心的です。その中でもGMOコインは安全性、取引高、取り扱いのある時価総額上位のアルトコイン、アプリの使いやすさ、諸々の手数料の全ての点においてとても良いと思います

<例> 私の取引所の使い方

GMOコインを使って送金手数料の安いネットワークを使える暗号資産で送金することも合わせると負担する手数料が数十円付近にまで圧縮できるため私はGMOコインを普段から使ってます

[関連記事] GMOコイン口座開設Trezorウォレット

• トレードスタイルによって必要なものを揃えておく

基本的には処理能力が極端に低くないスマートフォン1つだけで十分だと思います。ですが画面が小さく目が疲れてしまうのでトレード用のパソコンを購入したり、自動売買に興味が出てきたらVPSを契約したいとなる方もいるので個人的なおすすめをここに載せておきます

• 日本円を取引所に入金する

GMOコイン

預入/送付→即時入金or振込入金

Bitbank

入金→日本円→振込or即時入金

2. 実際に取引開始

取引形態は基本的に現物取引とCFD(差金決済取引)の二つに分かれ、上の画像のように利益を出せる場面がそれぞれ異なります。レバレッジをかけた取引では買いポジションのことをロング、売りポジションのことをショートといいます

[関連記事] 国内先物取引高1位のGMOコインビットコインCFD取引は借金の可能性がある??CFD取引で損切りが大事な理由FX基礎知識

3. トレード以外でも利益を得られる

• ステーキング/レンディング利率比較表


GMOCOINBitbankOKCOINJAPANCoincheckBitflyer
MaxStakingAPY ステーキング最大年率7.80%×18.88%××
MaxLendingAPY レンディング最大年率15%以上5%×5%×

• ステーキング (Staking)

暗号資産ネットワークに自分の持つ暗号資産を貢献させる(自分で難しいことをする必要は無い)ことで所定の金利を得られる仕組みです。この記事でもたびたび紹介しているGMOコインは口座に暗号資産を置いておくだけでステーキング報酬がもらえてコスモスとソラナも対象となってるためおすすめです

• レンディング(Lending)

暗号資産を貸し出して(Lend)所定の金利を得られる銀行口座のような仕組みです

<GMOコインはホームの貸暗号資産から>

<Bitbankは”資産”から”貸して増やす”>

• NFTマーケット

NonFungibleToken(非代替資産)はブロックチェーン上で生成される所有権が明確かつコピーが不可能なものです。有名なところだとopensea(オープンシー)。自分の作品や音楽をマーケットで暗号資産を通貨として売買出来ます

4. 他の取引所やウォレットへ暗号資産を送金する

NFTを作成したい方、海外プロジェクトのエアドロップを狙いに行く人、BybitやBitgetなどに送金したい人は国内取引所外に暗号資産を送金する必要があります。最近では海外取引所に対するトラベルルールが厳しくなって来てます。BybitやBitget、Gate.ioなどのCEXに送金する際はメタマスクやファントム、Trezorウォレットに一度送金してから送ると拒否されることは基本的に無いと思います

[関連記事] 暗号資産送金手順

▼ 暗号資産投資の認識しておきたい基礎知識やポイント

1. ビットコインとは?簡単に解説

需要と供給にのみ基づき価格変動します。日本円やアメリカドルを扱う中央銀行のように取引に介入したり市場流通を調整したりすることはなく、また価値が保証されていないです。トークンにより発行枚数は異なり、アルトコインは株式のように焼却(Burn)できます。

暗号資産は個人の送金で利便性を発揮します。通常海外送金は手数料が高く時間もかかりますが早くて1分未満〜数分、かかって数十分ほどで他の人へ送金でき送金手数料(ネットワーク手数料)はほぼ0円〜なので圧倒的に格安で送金できます

2. 税金区分は株式や為替などとは異なる

雑所得の総合課税区分になり、株式投資を始める際に開設できる特定口座などが無く一定以上の利益が出たら自分で確定申告が必要です。暗号資産の利益計算自体難しいという人、DEFIでたくさん取引してしまって計算がかなり面倒になってしまったという人のために当サイトでは暗号資産に特化した日本発の国内ユーザー数NO.1税金計算ツールを紹介していますのでよければ閲覧してみてください

[関連記事] Cryptactで楽に確定申告を

3. 株式市場や外国為替市場と違い24時間365日動く

DMMFXやGMOクリック証券、SBI証券でなどで取引してる人は、日本時間で土曜日の5時59分に取引終了となって月曜日の朝からまた取引があるイメージがあると思います。暗号資産市場は24時間365日動いており、土曜日祝日でも取引量は減りますが注文は可能です

ビットコイン市場は土曜6時以降も動く

4. 今後の見通しは?伸びる?

暗号資産市場の総時価総額

2010年代ごろから時価総額(個々のコインの価格✖︎流通枚数)は着実に伸びて来ました。株式や為替に比べまだまだ歴史は浅く、法整備が整っていない領域です。送金の問題を解決するシステムが日々アップグレードされまだまだ未開拓の領域なので、ビットコインが7万3000ドル付近を再度超える動きをしなくてもマーケットが成長する余地はたくさんあると考えてます

▼ 暗号資産の一歩踏み込んだ内容を現役トレーダーが解説

1. 暗号資産チャート分析のアプリはこれを使うと見やすい

以下の画像はCoinMarketCapから引用している世界のほぼ全ての暗号資産情報が閲覧できるアプリです。世界取引量首位のBinanceとCoinbase内での人気ペアは全てアメリカドル建か、アメリカドルに価格が連動したUSDTトークン建で日本円建はありません

チャートのヒゲなどに差異が出るため、取引量の多いマーケットを見た方がいいのは間違いないです。日本円のチャートを見ながらUSDT建のチャートをみるにはTradingViewがおすすめなので関連記事からぜひ閲覧してみてください

[関連記事] TradingViewの使い方

2. 暗号資産トレードは適宜海外サービスも活用すべし

先述のFundingRate(デリバティブ市場の金利状況)やOpeninterest(デリバティブ市場の未決済建玉量)は当サイトでも紹介しています。世界で取引量が多いところのマーケット情報は動向を把握したい人にとっては必ず役に立つと思います。興味があれば関連記事から閲覧してください

[関連記事] FundingRateOpenInterest

3. 手数料節約の方法が他の投資商品とは異なる

暗号資産を送金する時、送金を処理するマイナーへ支払うネットワーク手数料が発生します。この手数料はネットワークによって異なりユーザーは安いネットワークを使うことで送金手数料を抑えることができます。取引所によって例えばイーサリアムであればERC20以外のネットワークを採用しているところは異なるため、XRP(リップル)に変換して送金するのが面倒臭いとなれば他のチェーンが使えるBitbankやOKCOINJAPANも開設するのも手です

また、ネットワーク手数料(Gas Fee)は以下のように時間帯により異なりトランザクションが混雑する時間帯は高くなります。この際、手数料(ガス代)を高く支払った人の送金処理が優先されるため緊急を要したり銀行振込が間に合う時間にどうしても間に合わせたい人は手数料を調節できるOKCOINJAPANでの口座開設もおすすめ

ERC20 Gas fee chart

[関連記事] 銀行出金爆速のOKCOINJAPAN

4. 資産保管セキュリティをハードウォレットで高めることができる

日本の取引所は顧客の資産をコールドウォレット(オフラインでの管理)で管理したり、送金やネットワーク接続時の電子署名を複数の秘密鍵を使い流出を防ぐマルチシグのシステムが導入されており、資金を第三者法人である信託会社や信託銀行へ預け入れなければならない。そのため、世界でも盗難防止水準がかなり高い。

ですが、2024年にはDMMBitcoinで480億円のビットコインが流出してしまいました。どんなにセキュリティを高めようと電子署名に必要な秘密鍵を管理するのは取引所で働いている人間であり人災による被害まではユーザーは対処できません。日本の信託保証制度により被害に合ったお金は戻ってきますが今回のDMMBitcoinのように暗号資産のまま戻ってくるとは限らず、現金で帰ってくる場合は強制利確になり金額によりますが税金が発生します

未然に人災を防ぐためにも(使う分くらいは取引所に預け入れて)それ以外は自身でコールドウォレットを管理するのが最適解かと思います。当サイトでは10年の歴史を持つTrezorウォレットを紹介しているのでよければ閲覧してみてください

[関連記事] Trezorで資産セキュリティを強化する

5. SNSの活用はより一層の注意が必要

私の体験談を交えて話していきます。2021年4月に暗号資産を始めた私ですが右も左も(AもBも)わからず情報収集源をSNSに頼らざるを得なかったです。今も他のトレーダーの相場考察やテストネット、エアドロ情報をSNSから得てますが情報の選抜をできるようになるためにはその分野の知識も必要なため、良さげな情報(?)を探す手間が省けるまでかなり時間かかりました。

検索して目につく「急騰するアルトコイン10選」や「無料でもらえる入金ボーナス」、「数日以内にビットコインは◯◯◯万円まで急騰する」などの聞こえの良いものの大半はトレードが上手くなることもなければアルトコインの選別が上手くなることもないと思います。中にはMT5やMT4のデモ口座(クレジットカードマーク無し)で爆益の画像を貼り付けてサロン誘導してる悪質な人もいれば、メタマスクなどで署名すると資産を抜かれるスキャムリンクもたくさんあります。活用の際には十分気をつけてください

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