デイトレブログ:FXやCFDトレードでの水平線の見つけ方・引きかた
この記事で解決すること
- 投資における水平線理論とは
- 水平線ってどうやって引くの?正確な引き方って?
- 水平線はどの程度信頼できるの?
- 時間足ごとの水平線の引き方の違いは?
▼ 水平線
・ 水平線理論とは?
投資やトレードにおいて、価格が特定の水準で反発しやすいという考え方に基づく分析手法のことを指します。
この理論は、主にテクニカル分析の分野で使われていて、特定の価格レベル(水平線)が「Support(支持線)」または「Resistance(抵抗線)」として機能すると考えられています。
・水平線を実際にチャートに引いてみた
・Bitcoin(ビットコイン)2024~2025年

ビットコイン2022年の大底

・XAUUSD(ゴールド)2020~2024年

・NASDAQ100(ナスダック100指数) 2024~2025年

・USDJPY(ドル円)1985~2025年
ちょっと線が多くてすみません。
2022年の10月あたりは約30年ぶりに151.9円あたりまで円安が進みました。この時月足の水平線を頼りに151.92円でショートしたら日銀の為替介入が起きて爆益だったのを思い出します。

【関連記事】水平線はどこの証券会社のアプリでも引けますが、コメントを残したり色を付けたりカスタマイズし季節性やエリオット波動などと組み合わせて見れるのはTradingViewのみ。以下の記事から登録と水平線の導入を早速行いましょう
・実際に効果があったと感じた水平線の引き方2つ
1.ヒゲ先または、ヒゲで抜けても実体で抜けられない価格帯

2. 支持帯/抵抗帯の転換が見られる価格帯

・水平線トレードで気をつけること
①横軸やインジケーターと共に見ないと大損する
レンジの期間が終了してもロングを持ちっぱなし、ショートを持ちっぱなしだと損してしまいます。
経験ではEMA(指数平滑移動平均線)やRCI(順位相関係数)などの時間の経過がインジケーターの形に貢献しているものを使うことでポジションの保有時間の決定に役立ちました。
②線ではなく幅を持たせて帯として水平線を認識する

上の画像を参照。髭で抜けても実体で抜けない価格帯/髭先に水平線を置いた時、上限は$31438付近の認識になります。しかし、7月13日の日足確定前には実体で抜けていて、結局日足を更新する時には上限まで値を戻してその後下落しています。
同じ価格帯の週足の画像を見てみると

13日の前でも実体と髭先の価格がかなり空いていることから正確な上限は予想しにくいです。
価格の変動幅を考えて多少の上振れ/下振れを考慮することや、重要な価格帯付近に数日ぶりに価格が戻ってきた時はその日の日足確定までポジションを持つのを待ったりする。あらかじめ証拠金を多めにした上で損切りを設定する。ということがリスクを抑える上で大切だと感じます。
③何回もブレイクを試す時はその水平線はもう使えないかもしれない。
どの時間足で引いたものか、下落トレンド中のレンジあるいは上昇トレンド中のレンジで引いた水平線なのかなどで話は変わると思いますが、経験上何回も試すものは背にしてポジションを取るのにはリスクが高いと感じます。
↓サンプル↓

下の画像ではかなり耐えた挙句、下に落ちています。上か下かわからなくなったら一度冷静になって週足や日足を眺めるようにしてます。

お読みいただきありがとうございました。