デイトレブログ:ネックライン/トレンドラインの引き方・見つけ方
この記事で解決すること
- トレンドラインの引き方
- トレンドラインを使ったトレードで気を付けること
・ネックラインとトレンドラインでトレンドをつかむ
・トレンドラインとは?
価格の上昇または下降の方向(トレンド)を視覚的に確認する線。上昇トレンドでは安値同士、下降トレンドでは高値同士を結びます。
・サポートライン(下値支持線):上昇トレンド時に、安値を結んで引く線。価格がこのラインで反発しやすい。
・レジスタンスライン(上値抵抗線):下降トレンド時に、高値を結んで引く線。価格がこのラインで跳ね返されやすい。
・実際にチャートにトレンドラインを引いてみた
・Bitcoin(ビットコイン)2023~2025年


・XAUUSD(ゴールド)2024~2025年

・NASDAQ100(ナスダック100指数) 2021~2022年

・トレンドラインを使ったトレードで気を付けること
・主観が入りやすい
- トレンドラインは裁量要素が強く、引き方によって結果が変わることがあります。同じチャートでも人によってラインの位置が違うことがあるため、自分なりの基準を持ち、毎回一貫性を意識しましょう。
・ラインを信じすぎない
- トレンドラインは「補助線」であって「絶対」ではありません。ラインを根拠にエントリーする際は、水平線や出来高・ローソク足の形・他のインジケーターなどと組み合わせて総合的に判断することが大切です。
・だましに注意
- トレンドラインをわずかに抜けてもすぐ戻る「だまし(フェイクアウト)」があります。ブレイク後のローソク足の確定や、複数の時間足での確認など、慎重な判断が求められます。
・角度が急すぎるラインは機能しづらい
- 急角度で引かれたラインは短期間で破られる可能性が高く、サポート・レジスタンスとしての信頼性が下がります。ある程度緩やかな傾きの方が相場に意識されやすい傾向があります。
・過去より「今」の動きに注目する
- 古すぎるトレンドラインにこだわると、現在の相場の勢いや地合いを見誤ることがあります。常に「今の値動き」に注目して、ラインの更新も柔軟に行うようにしましょう。
・まとめ
トレンドラインは、相場の流れを視覚的に把握するためのシンプルで強力なツールです。上昇・下降、それぞれの局面でラインを正しく引けるようになることで、エントリーポイントや損切りラインの精度が格段に上がります。
ただし、トレンドラインはあくまで「補助線」であり、万能ではありません。ラインを過信せず、他のテクニカル指標と組み合わせて使うことでより安定したトレード判断ができるようになる可能性が高まります。
実際にチャートを使って練習することで理解が深まります。無料で使える「TradingView」は、初心者でも直感的にトレンドラインを引けるおすすめのチャートツールです。以下の記事でトレンドライン、角度付きトレンドライン、コメントをトレンドラインに残す方法を詳しく解説しています。