ドル円が約4年ぶりの水準に

最後に200週指数移動平均線(EMA )に触れたのは2021年の4月なので、円高へのシグナルの一つととらえてます。節目になりそうな線はこのトレンドラインと127.1円あたりの月足水平線です。

私自身テクニカル分析で爆益を勝ち取った経験しかないのでテクニカル分析が大好きなトレーダーですが、個人的にはドル円は貿易や原油関係、政策金利などのファンダメンタルズ的要素の方が大事だと思っているので指標の結果とともにチャートを見てみます。
※情報を集めるためにChatGPTを使ってます。
・直近3ヶ月のFOMC
政策金利は据え置き継続。トランプ大統領がTruthSocialで利下げ遅すぎとパウエル議長を批判したのがニュースになっていましたね。
2025年1月から3月にかけて、FOMCは政策金利を据え置く決定を継続。インフレ率の鈍化と経済成長の減速を背景に、慎重な金融政策を維持するためです。特に、トランプ政権による新たな関税政策が将来的なインフレ圧力となる可能性があるため、FOMCは利下げには慎重な姿勢を示しています。
・直近3ヶ月のアメリカ消費者物価指数
コアCPIは1月発表分から継続的に落ち着いてきており、インフレの抑制示唆
- 1月:前月比 +0.5%、前年同月比 +3.0%
- エネルギー価格の上昇(+1.1%)や住宅費の増加(+0.4%)が主な要因 。出典:アメリカ労働統計局Bureau of Labor Statistics
- 2月:前月比 +0.2%、前年同月比 +2.8%
- インフレの伸びが鈍化し、エネルギーサービスや住宅費が主な上昇要因 。
- 3月:前月比 -0.1%、前年同月比 +2.4%
- ガソリン価格の下落(-2.4%)や住宅費の減速が影響 。出典:ビジネスインサイダーBusiness Insider
・直近3ヶ月のアメリカ雇用統計
失業率は11月は4.2%、12月の発表分は4.1%で1月の発表分は下がっているが、1月発表分は非農業部門の雇用者数が予想よりも少なかったことが円高の要因になった、のでしょうか
- 1月:
- 非農業部門雇用者数:+143,000人(予想:+170,000人)
- 失業率:4.0%
- 平均時給:前月比 +0.5%、前年比 +4.1%
- 医療、リテール、政府部門での雇用増加
- 2月:
- 非農業部門雇用者数:+151,000人
- 失業率:4.1%
- 医療・社会支援部門での雇用増加
出典:アメリカ労働統計局
直近のパウエル議長の発言
2025年4月16日のシカゴ経済クラブでの講演で、パウエル議長は以下の点を強調しました:
- 「Fed put(市場下支え)」の存在を否定
- インフレと雇用の双方が目標から乖離するリスク
- 政策変更にはさらなるデータが必要との慎重姿勢
FedPutとは :市場が大きく下落すると、FRB(アメリカ連邦準備制度)が利下げや資産購入などの金融緩和策で市場を下支えする
→ つまり、「FRBが株価の“下落保険”のような存在になっている」という考え方です。
ややタカ派?のパウエル議長と利下げをしたいトランプ大統領で意見が違うので今後の見通し建てるの難しい、、?パウエルさんが解任されたらハト派な方が来るだろうから市場が乱高下しそう。